TSZCのコマンド操作について

TSZCシリーズの本来の性能をご利用いただくために、
基本的なコマンド操作をご説明します。

はじめに

 必ず「初期化」作業を行ってください。
 初期化作業はレンズの可動範囲をTSZC本体に記憶させるための
 重要な作業です。

 また、TSZCとレンズの組み合わせが変更された際も、
 初期化作業を行ってください。

 ◆コマンド:init_a

基本的な操作方法

 TSZCはコマンドを受信し、作業が完了すると返答します。
 この返答が来るまでは、TSZCはレンズ移動中(動作中)ですので
 コマンドを受け付けません。

   例:ズームを600へ移動させる場合
     PC⇒TSZC move_z,600    PCからTSZCへコマンドを送信します。
     TSZC⇒PC move_z      TSZCからPCへ返答が送信されます。

 ★コマンドに対する返答の内容は、コマンドリストに明記していますので
  そちらをご参照ください。

  動作しない例:
    PC⇒TSZC move_z,600
    PC⇒TSZC move_f,400
    TSZC⇒PC move_z
   ★解説
    move_zコマンドに対する返答を受信する前に、
    move_fコマンドを送信しているため、
    move_fコマンドはキャンセルされています。