TSZCシリーズコマンド一覧

項目

コマンド

動作

初期化

init_a 初期化
init_z ズーム初期化
init_f フォーカス初期化
init_i アイリス初期化

設定

movesp 最高速度
inchsp インチング速度
s_inca インチング速度
s_incz ズームインチング速度
s_incf フォーカスインチング速度
s_inci アイリスインチング速度
i_tout 初期化タイムアウト時間
m_tout 移動タイムアウト時間
mv_thd 移動範囲閾値 ※特記参照
mv_wat 移動待機時間
fcinit 初期化事前動作時間
s_echo 通信エコーバック可否
s_baud 通信ボーレート設定
s_oldc 旧型通信設定
s_nlcd 改行コード設定
s_prst プリセット値設定

移動

move_a 移動コマンド
move_z 移動コマンド
move_f 移動コマンド
move_i 移動コマンド
move_p 移動コマンド
inc_zf インチング
inc_zr インチング
inc_ff インチング
inc_fr インチング
inc_if インチング
inc_ir インチング
instop インチング停止

位置取得

read_z 読み取りコマンド
read_f 読み取りコマンド
read_I 読み取りコマンド
read_a 読み取りコマンド
readsa 読み取りコマンド
readsz 読み取りコマンド
readsf 読み取りコマンド
readsi 読み取りコマンド

その他

memchk 内部メモリ設定確認
read_p プリセットメモリ設定確認
frmver ファームVer.確認

※特記事項
・設定コマンドにて誤った値を設定した場合、Err:返答があります。ただし、ボーレート(s_baud)は重要設定ですので9600bpsに強制セットされます。
・mv_thdはmoveコマンド移動時に、目標値に対する許容誤差(閾値)を設定するコマンドです。
たとえば200の位置に移動する際に、mv_thd値が1ならば199~201の範囲で本機は位置決めを行います。ただし、レンズのイナーシャによってはこの限りではありません。(下記 注意事項を参照ください)
・コマンドを送る際は、改行コード設定(s_nlcd)を行い、改行コードを付けてください。
・ズームレンズを取り付けた際には必ず初期化(init_a)を実行してください。
・インチングが動作しない場合、インチング速度を変更してください(100以上推奨)。
・6V動作のレンズを使用の場合、速度設定は128程度にしてください。

※重要 注意事項
ズームレンズは駆動される際にレンズのイナーシャによって若干惰性します。これは、レンズを鉛直方向に取り付けた場合に大きくなる傾向があります。
そのため、moveコマンドで目標値に移動した際に±2程度ズレが生じる場合があります。
mv_thdコマンドにて目標値に対する閾値を0にした場合でも、最大で±2程度ずれる場合があります。(水平時はズレは減少します)